フォトギャラリーで差をつける
フォトギャラリーは
予約率向上にかなり重要な要素です。
なのに!
なのになのになのに!
フォトギャラリーを活用されていない旅館が多いです。
画像の枚数はそこそこあっても
「和室」「洋室」「夕食一例」「露天風呂」「外観」…
とあまりにも淡泊なキャプションに終始。
非常にもったいないです。
特にOTAは、魅力を伝えるスペースが限られています。
きちんとフォトギャラリーを精査すれば
宿泊プランとの相乗効果で予約増を狙えます。
とは言え、画像をただ増やせば良いと
いうわけでもないので
段取りも含めて予約率の上がる
フォトギャラリーの作成方法を見てみましょう
カテゴリ(区分)決め
まずはカテゴリを見てみます。
楽天は

その他3つ任意カテゴリを追加作成できます。
じゃらんは

と微妙に違いがありますがおおよそ同じですね。
で、楽天だけの画像とかじゃらんだけの画像を
用意するのはメンドくさいので
カテゴリは統一化させてしまいます。
「部屋」「風呂 or 温泉」「食事」の3つと
じゃらんの「施設」と「周辺・景観」を活かすために
楽天の区分作成で「施設」「周辺・景観」を新設し、
それぞれ5カテゴリで充分です。
特に「周辺・景観」はユーザーにとって
非常に有益な情報を与えることになるので
是非、充実させましょう。
何を伝えたいか原稿作成
写真名称には50文字入れられるので
文字数制限をフルに活用しましょう。
例えば「部屋」は部屋タイプ毎に画像がありますが
何枚づつ反映させるのかで原稿もその分作成します。
部屋名称で作成したものそのままに加えて
①【露天風呂付】いつでもプライベートな湯浴みを楽しめる特別室
②【露天風呂付】大浴場と同じ源泉です(かけ流しではありません)ポカポカと体の芯から温めます
③【露天風呂付】露天風呂の湯舟は陶器のタイプと檜のタイプの2種類ございます(ご指定はできません)
④【露天風呂付】眼前に拡がる四季折々の〇〇の大自然が温泉のリラックス効果をさらに向上させます
⑤【露天風呂付】赤ちゃん連れのご家族でも、窓際に赤ちゃんを寝かせることで目の届く距離で温泉を楽しめます
と、どの部屋のことなのか分かりやすいように
【】(隅み付き括弧)を用い5パターンほどあれば充分です。
他のカテゴリも同様、何の写真なのか
分かりやすいようにすることが大事です。
「風呂」は大浴場の場所や利用時間、泉質や景色、
「食事」は宿泊プランの【〇〇】に倣い、
「設備」は
【2F 卓球台】温泉旅行と言えばワイワイ盛り上がる卓球大会 1時間1000円 22:00まで
と場所や利用条件などの情報を載せ
「周辺・景観」は
【施設名】当館から車で○○分 地元〇〇の何々が展示されている県内唯一の〇〇です
と距離の目安と一言紹介を入れる、など
ユーザーが知りたいであろう情報を入れてください。
より貴館の理解が深まり、予約率の向上につながります。
人は情報が多いところへ流れていくものです。
原稿に合せて撮影
プロに撮って頂くに越したことはありませんが
今はスマホのカメラもかなり性能が上がってきているので
構図や画角など馴れが必要ですが、
自分で撮ってしまうのも良いと思います。
天気の良い日、日当たりの良い時間帯で
撮影を行ってください。
画像は作成した原稿に合せて、
それにふさわしいものを撮ります。
上記例で言うと
①【露天風呂付】を表すメインとなる画像
②露天風呂に温泉が注がれる給湯口の画像
③露天風呂の素材が分かる画像
④露天風呂に浸かった際の目線画像
⑤露天風呂と部屋との距離が分かる画像
となります。
プロに撮影を依頼する際も
「いい感じで撮影してくれ」とお任せするのではなく
原稿を見せてイメージを撮影者に持ってもらうと
宿側の意図に則ったフォトギャラリーを作ることができますので
是非、エクセルやスプレッドシートを用い(文字数を測るのに便利)
原稿作成に時間を掛けてください。
まとめ
せっかくフォトギャラリーで、
部屋や食事で気になるものに出会っても
該当宿泊プランや該当部屋が分かりにくければ
予約に繋がる率は下がってしまうので
宿泊プラン、部屋一覧、フォトギャラリーの
各名称や文言は必ず連動させましょう
また、よりユーザーの旅行イメージを
膨らますことにも繋がりますので
館内のこともさることながら
周辺観光や季節写真を充実させることを意識してください。
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